皆さんこんにちは!
紀州板金工業、更新担当の中西です。
さて今回は
~ニオイ・結露・暑さを“原因から”断つ~
設備は入れて終わりではありません。フィルタの目詰まり、ダンパのズレ、外気条件の季節変動——これらは少しずつ快適性と省エネをむしばみます。今日は“直すべき順番”と“効くメンテナンス”を、現場感覚で解説します。
1|症状から当たりをつける
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ニオイが取れない :排気不足より給気位置ミスのことが多い。→客席側に逆流していないか煙テストで確認。
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結露・カビ :外気導入の断熱不良・風量不足・風速過多(滞留/短絡)のいずれか。→ダクト断熱と露点の見直し。
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暑い・寒いムラ ️:吹出し口の到達距離不足やレイアウト変更による短絡。→吹出し形状変更や風向可変で改善。
2|メンテは“上流から”が鉄則
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外気取入口の清掃・離隔確認(虫・落葉・油煙)
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フィルタ点検(圧力損失で交換判断、目視だけはNG)
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ファン・ベルト・防振(回転数・振動・軸受温度)
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ダンパ初期値復帰(工事後の“仮設定”を正規化)
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末端風量バランス(TABで帳尻合わせではなく“配管抵抗”を整える)
この順番を守ると、無駄な部材交換を防ぎ、効果測定が明確になります。
3|年間スケジュールの作り方
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春(冷房前):外気量・除湿計画の見直し、ドレン詰まりチェック。
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夏(高負荷):連続運転での異音・振動監視、夜間の温湿度ログ取得。
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秋(切替期):ダンパ開度の季節リセット、消音器の汚れ確認。
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冬(加湿期):結露対策の断熱補修、外気取入口の凍結・着雪対策。
4|省エネと快適の“二兎”を取る改善
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インバータ最適化:ピーク時間帯だけ上げ、アイドルは絞る。**電力▲10〜30%**が現場実感。
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CO₂連動換気:人の多い時だけ自動増風。会議室・学習塾・美容室で満足度アップ。
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熱交換換気(顕熱/全熱):外気導入量を落とさず空調負荷を低減。
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ダクト改修のミニマム化:全更新ではなく、曲がりR拡大・不要分岐撤去・フレキ短縮で圧損改善→静音化も同時達成。
5|“見える化”が現場を強くする
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センサー3点セット:CO₂・温度・湿度。月次でしきい値と乖離をレビュー。
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ダッシュボード:担当者がスマホで風量・差圧・アラートを確認。異常の早期発見でダウンタイム短縮。
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メンテ記録:交換日と“理由”を残す。**“なぜ変えたか”**が次回の判断基準。
6|ミニ事例(要約)
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ベーカリー:焼成時の熱と臭気が客席へ。→補給給気を床面近くへ移設、排気フードを縁流型に変更。臭気苦情0・電力▲12%。
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オフィス:午後に眠気・だるさ。→CO₂連動に更新、会議室ブースト機能追加。平均CO₂▲400ppm・生産性改善の声。
“直す順番”と“見える化”で結果が出る
場当たり的な交換より、上流からの点検→バランス→制御で手堅く改善。私たちは点検・洗浄・TAB・制御最適化までワンストップで支援します。におい・結露・暑さのお困りごと、まずはお気軽にご相談ください♻️
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