日別アーカイブ: 2025年11月17日

第14回ダクト工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社紀州板金工業、更新担当の中西です。

ニオイ・湿気・ウイルス対策🦠

 

 

「うちの換気、このままで大丈夫なのかな?」
と不安に感じるオーナー様・管理者様からのご相談がとても増えました。

  • オフィスでCO₂モニターを置いたら、数値がすぐ上がる😨

  • 飲食店でニオイが店内にこもり、お客様の滞在時間が短く感じる

  • 工場で粉じんや煙が気になり、作業者から不満の声が出始めた

こうしたお悩みの裏側には、
「建物のつくり方は変わったのに、換気設備が昔のまま」 というケースも少なくありません。

今回は、店舗・オフィス・工場など事業者様向けに、
換気リニューアル(改修)のポイントと、現場での成功・失敗事例 を交えながらお話しします💼💨


1. 「換気が足りているか」を見極める3つのサイン👀

まずは、今の換気が足りているかどうかをチェックする簡単なポイントを3つ👇

① CO₂濃度を測ってみる(オフィス・教室・会議室など)

最近は、手頃なCO₂センサーも増えてきました。
目安としては、

  • 1,000ppm以下 … 快適ゾーン😊

  • 1,000〜1,500ppm … 少しボーッとしやすくなる

  • 1,500ppm以上 … 明らかに換気不足の可能性大⚠️

会議室・オープンスペース・スタッフルームなどで測ってみて、
すぐに数値が上がるようなら、「人の数」と「換気量」が合っていないサインです。

② ニオイの“残り方”をチェック(飲食店・美容室・クリニックなど)

  • 営業終了後も、翌朝までニオイが残っている

  • トイレや喫煙スペースのニオイが、廊下や客席まで流れてくる

  • 調理臭・薬品臭などが、いつまでも消えない

これは、排気の位置・量・流れがうまく設計できていないサインかもしれません。

③ 結露・カビ・湿気のたまり(店舗・バックヤード・倉庫など)

  • 窓や壁がよく結露する

  • 壁紙の一部が黒ずんでいる

  • 商品や段ボールにカビがついたことがある

これも、換気・断熱・空調のバランスが崩れている典型的な症状です😢


2. 換気リニューアルで“ありがちな失敗”例💦

残念ながら、換気の改修でこんな失敗もよく耳にします。

❌ 失敗例①:とりあえず換気扇を増やしただけ

相談前に、
「ホームセンターで換気扇を買ってきて、自分たちで増設してみた」というケース。

  • 給気が足りず、ドアが開きづらくなる

  • 逆流している場所が出てきて、かえってニオイが広がる

  • エアコンの効きが極端に悪くなった

など、“全体のバランス”を見ていないことで起こるトラブルが多いです。

❌ 失敗例②:厨房だけ強力な排気 → 客席がスースー

飲食店で、厨房の排気を強めただけの場合、
より強い負圧がかかって、客席側からスキマ風のように外気が流れ込むことがあります。

  • 冬は足元がとにかく寒い🥶

  • 夏はドアの開け閉めが重くなる

  • 出入口を開けっぱなしにしないといけなくなる

など、現場の体感としてストレスが増える結果になってしまうことも。

❌ 失敗例③:フィルターが目詰まりしていて能力が出ていない

実はとても多いのがこれです。

  • 給気側のフィルターが真っ黒

  • 天井裏のフィルターボックスが10年以上ノーメンテ😨

  • 排気ファンの羽に油・ホコリがびっしり

こうなると、
どれだけ高性能な機械でも、本来の能力の半分も出せません…。


3. 成功する換気リニューアルの進め方🛠️✨

ここからは、私たちが実際に行っている “うまくいく進め方” をご紹介します。

✅ STEP1:現場調査&ヒアリング

  • 図面があれば確認(ない場合は現地でスケッチ)

  • 既存の換気経路・機器・運転状況をチェック

  • オーナー様・スタッフの「困りごと」を聞き取り

「昼のランチタイムだけすごく暑い」
「この場所だけいつもムッとする」

といった“感覚的な情報”も、とても大事なヒントになります。

✅ STEP2:数値と体感を両方見る

  • CO₂濃度や温度・湿度の測定

  • 風量の測定(実際どれくらい空気が流れているか)

  • 営業時間中と閉店後の違い

こうしたデータを取りつつ、
スタッフさんや利用者さんの声と照らし合わせることで、
「どこで、どの時間帯に、どんな換気不足が起きているか」 を整理していきます📊

✅ STEP3:改善案のパターン提案

いきなり1案ではなく、

  • 最低限ここだけ改善する案

  • 将来も見据えた標準案

  • CO₂連動や熱交換まで含めた“強化案”

といった形で、複数パターンをご提案することが多いです。

「まずはここだけやって様子を見て、将来的に段階的にレベルアップ」

という進め方も、お店や会社の状況に合わせて選べるようにしています😊


4. 業種別・簡単な換気改善のポイント💡

すこしざっくりですが、業種別の「よくある改善ポイント」をご紹介👇

🍜 飲食店(特に小さめの店舗)

  • 厨房の排気に見合った給気ルートの確保(給気口・給気ファン)

  • 客席側の“死角”になっている空気溜まりの解消(サーキュレーターの位置など)

  • トイレの排気が客席に流れ込まないよう、空気の流れを設計

💇‍♀️ 美容室・サロン

  • 薬剤のニオイがたまりやすいゾーン周りのピンポイント換気

  • エアコンと換気の相性を考えた吹き出し位置の見直し

  • お客様の座る位置に、直接風が当たらないような工夫

🏢 オフィス・学習塾・クリニック

  • CO₂モニターで「換気タイミング可視化」

  • 会議室・個室・カウンセリングルームなど、“こもりやすい部屋”に個別換気

  • 24時間換気の風量アップや、時間帯による運転切り替え

🏭 工場・作業場

  • 有害物質・粉じん・熱源のある場所に局所排気

  • 作業者の頭上付近に、クリーンエアのゾーンをつくる

  • 機械の配置変更にともなう換気レイアウトの見直し


5. 私たちが大切にしていること🤝

換気リニューアルの現場で、私たちが特に心がけているのは次の3つです。

① 「現場で働く人の声」を最優先に

図面上の計算だけでは分からない、“体感の不満”があります。

  • 「ここに立っていると、午後になると頭が重い」

  • 「この席だけ夏は暑くて冬は寒い」

こうした声をきちんと拾って、
「現場の人が本当に楽になる換気」を目指しています✨

② 「やりっぱなし」にしない

工事完了がゴールではなく、スタート📍

  • しばらく使ってみてどうか

  • 想定外の使い方で不具合が出ていないか

  • フィルター清掃・点検のペースは現実的か

など、運用面のフォローも含めて一緒に考えていきます。

③ 専門用語を噛み砕いて説明する

「換気回数」「静圧」「風量」…
専門用語を並べられても、正直ピンと来ませんよね😅

だからこそ、

  • 図やイラスト

  • Before/After の数値と体感

  • 「ここがこう変わる」といった具体例

を使いながら、できるだけ分かりやすくお伝えすることを意識しています📘


6. よくあるご質問Q&A🙋‍♀️🙋‍♂️

Q. 改修中、お店や工場の操業は止めないとダメ?
➡ できる限り、営業時間外や定休日・夜間工事で対応するようにしています。
工場の場合は、ラインの切り替えタイミングなどと合わせて進めるケースも多いです。

Q. 予算が限られているんですが…
➡ 「今いちばん効果の大きいポイントはどこか?」を一緒に探して、
そこから優先的に手を入れていくプランもご提案できます💡

Q. とりあえず相談だけでもいいですか?
➡ もちろん大歓迎です!
「今の状況を一度見て、現状を知りたい」という段階でも、お気軽に声をかけてください😊


7. まとめ:換気リニューアルは「働く人・来る人への投資」✨

  • 換気不足は、ニオイ・不快感・集中力低下・健康リスクなど、目に見えない形でじわじわ影響

  • なんとなくの“場当たり的対策”ではなく、現場調査と計画に基づいたリニューアルが大切

  • CO₂・ニオイ・湿気など、目に見える指標と体感を両方見ることが成功のカギ🔑

  • 換気に投資することは、「働く人・来店する人・地域の安心」への投資でもある

「今の換気、正直ちょっと不安…」
「改装のタイミングで、空気のこともちゃんと見直したい」

そんなときは、ぜひ私たち換気設備のプロにご相談ください📩

“空気が気持ちいい場所は、人も集まり、仕事もはかどる場所。”
そんな空間づくりを、これからもお手伝いしていきたいと思っています💨🌈


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